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バストの仕組み

今回は、“バストの仕組み”についてご紹介いたします。バストはどのような構成で出来ているかご存知でしょうか。脂肪で出来ていることは知っている人も多いと思いますが、他の組織についてはあまり知らない人の方が多いかもしれません。バストの仕組みを知ることで、バストに起こりやすいトラブルの原因や解消法について理解しやすくなります。また、バストケアを行う場合も、バストの構造を理解いておくことでどのようにアプローチしたら理想のバストに近づけるのか考えやすくなります。  これからバストを美しく保ちたいという方は、一緒にバストについて理解を深めましょう。

 

バストを形作っている組織は?

 バストを主に形作っている組織は以下の組織です。

・乳腺
・脂肪
・クーパー靭帯
・大胸筋
・小胸筋
・肋骨
・乳頭
・皮膚

 

 それでは、それぞれどのような役割や特徴があるのか見ていきましょう。

 

〈乳腺〉

“乳腺”は、母乳を作り、乳幼児に栄養や免疫機能を与えるためとても重要な組織です。乳腺は、女性ホルモンの影響を受けて発達しますが、成長期でもストレスなどの影響により上手に女性ホルモンが分泌できない場合もあります。乳腺の数の多さは遺伝子で決まりますが、睡眠時間やストレス、食事などの生活習慣によって女性ホルモンが分泌されないとバストは発達しづらいです。

また、妊娠をすることで女性ホルモンが分泌され乳腺の細胞は急速に増加しバストが大きく発達します。

 

〈脂肪〉

先程紹介した乳腺は身体の中で重要な組織であるため、乳腺を守るように脂肪が周りに集まります。そのため、乳腺を発達させることで、バストも発達しやすくなります。

 バストの脂肪はあまり動かすことがないため、冷えて硬くなってしまうことがあります。バストを含めバスト周りの脂肪が冷えることで、血行不良を引き起こします。血行不良は、バストに栄養を届けづらい状態にするためバストのサイズダウンを引き起こす可能性があります。

 また、柔らかい脂肪は移動しやすいため、ブラジャーなどで支えていない時間が長いと、バストの横流れや下垂を引き起こしやすくなると言う特徴があります。

 

〈クーパー靭帯〉

この乳腺と脂肪を包み込むようにして、上から支えているのが、“クーパー靭帯”です。クーパー靭帯はコラーゲンで出来た靭帯で、バストの丸い形を維持する役割を担っています。このコラーゲンで出来たクーパー靭帯は、階段の上り揺れなどの軽い揺れでも、切れたり伸びたりしてしまうため、ジャストサイズのブラジャーを着用することで、クーパー靭帯の損傷を軽減することが出来ます。クーパー靭帯が損傷すると、バストの下垂や形崩れ、横流れに繋がり、バストの位置が下がることで、若くても年を重ねている印象を与えます。コラーゲンは身体の中で生成されるため、年を重ねるごとにコラーゲンの生成力も落ちてしまいます。美しいバストを維持するために重要なクーパー靭帯は、一度、伸びたり切れたりすると、元には戻りません。そのため、ブラジャーをしないで日々過ごしていると、年を重ねるに連れて、より下垂しやすくなります。

 

〈大胸筋〉

大胸筋はバストの土台である筋肉です。大胸筋は、バストが重力に負けて下垂しないように支える役割を担っています。大胸筋の厚さは骨格などにより人によって異なります。バストの土台である大胸筋が厚いと、横からバストを見た時に高さのあるバストになります。筋肉が付きやすいか付きづらいかは骨格や体質によって異なりますが、大胸筋を鍛えることで、バストアップやバストの下垂を防ぐことが出来ます。

また、姿勢が悪いと大胸筋を使えていない状態になります。筋肉は年々落ちやすくなりますので、良い姿勢を保ち常に自分の大胸筋を使っている状態にすることでバストの下垂を防ぐことが出来ます。

 

〈小胸筋〉

小胸筋は、大胸筋の内側にある筋肉です。小胸筋は肩甲骨と肋骨に繋がっており、サスペンダーのようにバストを上から支えているため“天然のブラジャー”と呼ばれています。

小胸筋は、しなやかでハリを持たせておくことが重要です。小胸筋が硬くなってしまうと、巻き肩や猫背になってしまい血行不良を引き起こしバストに栄養を届けづらくなります。また、血行不良により肩凝りを引き起し肩凝りに左右差がある場合、バストの大きや形に左右差が生まれる場合があります。

小胸筋だけでなく筋肉は、長時間同じ姿勢を取り動かさないと筋肉が緊張状態になってしまい柔軟性が失われ硬くなってしまいます。また、長時間使ってない筋肉は筋肉を構成している組織が細く短くなってしまいます。そうすると筋肉は萎縮し、関節の可動域が狭くなります。小胸筋は運動をしていないと動かしづらい筋肉ですが、動かさないことで萎縮し肩が前に出てしまい、バストに悪影響を及ぼします。

小胸筋は、マッサージやストレッチを行うことで、しなやかでハリのある状態に戻すことが出来ます。小胸筋を柔軟にすることでバストにも栄養を届けやすくなりますので、小胸筋のケアは美しいバストにするために必須です。

 

〈肋骨〉

 バストの土台である胸筋の更に下に肋骨があります。肋骨には正しい位置というものがあり、肋骨の位置が変わることでバストが広がりやすくなることがあります。

 肋骨は、筋力の低下や悪い姿勢を長時間続けていることにより、歪んでしまいます。肋骨の歪みは主に4タイプあります。左右で大きさが違うタイプ、脇周辺の骨が角ばっているタイプ、外側に広がっていまったタイプ、バストの中心がへこんでいるタイプに分けられます。

 肋骨が角ばってしまうとバストを寄せづらくなり、肋骨が外側に広がることでバストも外側に広がりやすくなります。肋骨が広がることで呼吸が浅くなりますので、バストに栄養が届けづらくなるだけでなく、代謝も悪くなり痩せづらくなってしまいます。

 ストレッチを行うことで、肋骨を全体的に引き締め、下に下がりやすい肋骨を上に上げることが出来ます。

 

〈乳頭〉

乳頭は、赤ちゃんに栄養を与えるために授乳するための組織です。母乳は乳腺によって分泌され、血管の様にバスト内に張り巡らされた乳頭群という組織によって、乳頭まで運ばれます。

乳頭の形や色は人それぞれ異なりますが、乳頭は非常にデリケートなため、衣服などの外からの刺激により色素沈着を引き起こし、黒ずむ場合もあります。

また、妊娠をすることで女性ホルモンの分泌が増えメラニンの生成が活発になるため、色素沈着を引き起こしやすくなります。色素沈着を引き起こすメラニンの生成力は、遺伝によって異なるため乳頭の色の違いはメラニンによる可能性が高いです。また、乳頭の乾燥や角質が厚くなることも色素沈着を引き起こす原因です。

乳頭も保湿を心がけることで、色素沈着の緩和をすることが出来ます。

 

〈皮膚〉

 乳頭を除く全ての部分を覆っています。バストの内容量は脂肪の多さで異なりますが、日本人に多いとされているCカップのバストで約500gもの重さがあります。この重さを皮膚が支えているため、乾燥したり皮膚にダメージが加えられることで、バストを支える力は弱まっていきます。

 また歳を重ねることで皮膚の弾力やハリが落ちてしまいバストを支える力が弱まります。なるべく紫外線などの外的刺激やストレスによる内的刺激を少なくすることが重要です。

 

最後に

 バストの仕組みについて理解は深まったでしょうか?バスト悩みは多種多様ですが、バストの仕組みを知ることで、バスト悩みの根本的な原因を尻、お悩みを解決する糸口になると思います。

 美しい形のバストにするためにバストケアを行う場合、“乳頭”と“クーパー靭帯”がキーになってきます。お悩みによって、バストへのアプローチ方法は異なりますので、適切なものを見つけてバストケアに役立てていきましょう。

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