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バストの肌トラブルにはどんな種類があるの?

バストの肌トラブルと言っても実は色々な種類があります。バストは約9割が脂肪で出来ているため、バスト周辺は熱を持ちやすく、気温が暑いと蒸れてしまうこともありますよね。顔の肌トラブルを回避するように、バストにおいてもどのような肌トラブルが起きる可能性があるのかを知っておくことで、バストの肌トラブルの予防や改善に役立ちます。

中には、病の可能性のあるものもありますので、肌トラブルの特徴を知って、今後のバストケアに役立て行きましょう。

今回は、バストにはどのような肌トラブルが起きる可能性があるのかについてご紹介いたします。

 

バストの肌トラブルの種類

バストの肌トラブルにはどのような種類があるのでしょうか。バストの肌トラブルには主にこのようなものがあります。

・乾燥
・赤み
・ザラつき
・ひきつれ
・へこみ
・汗管腫(かんかんしゅ
・シミ
・癜風(でんぷう)
・湿疹
・かぶれ
・ニキビ

 

どのような状態?

  バストの肌トラブルの中には聞いたことのない症状もあると思います。どのようなトラブルが起きる可能性があるのか名前だけでも知っておくことで、肌トラブルを引き起こした際に対処しやすくなります。

それでは、それぞれどのような肌トラブルなのか見ていきましょう。

 

バストの肌トラブル1.乾燥

 バストの乾燥は、バストの肌全体に潤いが不足しすることで引き起こります。元々乾燥肌の方の中には全身乾燥しやすい方もいるため、バストがかさつき、赤みやかゆみに繋がることもあります。バストの肌全体が乾燥してしまうと、バストを支える力が弱まり、バストが下垂しやすくなったり、バストのたるみに繋がる可能性があります。

40代~50代の女性は女性ホルモンの分泌が減少しだす影響で、バスト含め全身が乾燥する場合があります。

 また、バストの乾燥は、バストの肌全体だけでなく、乳頭部分が乾燥する場合があります。

バストが乾燥した際には、洗う際は泡で優しく洗い、しっかりと保湿することが重要です。

乳頭が乾燥することにより、痒みがあまりにも収まらなかったときや、出血を伴った際には早めに病院で診察してもらうことをオススメいたします。

 

バストの肌トラブル2.赤み

 バストに赤みを感じた場合、単なる乾燥によるものと、感染症などの病である可能性があります。見分け方として、赤さが引かない場合や、痛みを伴う場合、しこりやへこみがある場合は念のため早めに受診することをオススメいたします。

 乳頭からバスト内に菌が入り、皮膚が赤くなる場合があります。触って痛い場合は、乳腺炎の可能性があります。乳腺炎は、授乳期に起こる場合もあります。授乳期に乳腺炎が疑われた場合は、助産院などで母乳マッサージを行ってもらうことで改善する場合もあります。

リンパ管に腫瘍が入り込んだことにより、バストの表面がへこんだり赤みを帯びる場合があります。これは、炎症性乳癌と言われる乳がんの可能性が考えられます。

 へこみがなくても、バストに赤みが現れた場合、乳がんである可能性も考えられます。この場合、しこりを伴う場合も多いそうなので、定期検診や早めの診断を行うことをオススメいたします。

 

バストの肌トラブル3.ザラつき

 バストだけ肌感が異なりザラつく場合があります。バストの中心には毛穴が多いため、皮脂が詰まりやすくなります。毛穴に詰まった皮脂が黒や白の粒状になり、ザラついた肌感になります。

過剰な皮脂の分泌は乾燥が原因ですが、乾燥だけでなく歳を重ね肌のターンオーバーの周期が乱れることにより、バストがザラつく場合もあります。ターンオーバーによって本来本来剥がれ落ちる角質が残り、角層が厚くなるとバストのザラつきだけでなく、他のバストの肌トラブルに繋がる可能性もあります。この場合、定期的にバストの角質を除去する必要があります。

 また、毛穴に汗がたまりその上を角質が覆っている“汗疱(かんぽう)”である可能性も考えられます。汗疱の場合は、汗をかいたらこまめに拭き取り、日頃から保湿をすることで改善が見込めます。万が一痒みを感じた場合は念のため診断を仰ぐことで、早めの改善が見込めます。

 また、毛穴の詰まり以外にも毛の硬さによるザラつきも考えられます。バストの毛が太めである場合、バストの毛は他の産毛に比べて伸びなかったり、毛が皮膚の中で丸まって外に出てこれないとザラついた肌感になることがあります。

 

バストの肌トラブル4.ひきつれ・くぼみ

 バストがひきつっていたり、へこんでいる場合、乳腺内や皮下に腫瘍が出来ていることがあります。バストがひきつれている場合、乳がんの可能性がありますので、早めに医師の診断を受けることが重要です。

 また、ひきつるような痛みや違和感は、乳腺症の可能性もあります。乳腺症は、女性ホルモンの内の1つであるエストロゲンが多く分泌されることによって引き起こります。乳腺は、女性ホルモンが分泌されることによって発達します。乳腺が女性ホルモンによって刺激されたことで痛みを感じることがあります。検査により悪性だと発覚した場合、貯まった分泌物を取り除く必要がありますが、悪性でなく症状が軽い場合は経過観察の場合が多いです。不安な場合、早めに一度検査することで、早期発見に至る場合もありますので、バストのくぼみやひきつれも医師の診断を仰ぐことをオススメいたします。

 

バストの肌トラブル5.汗管腫(かんかんしゅ)

 汗管腫(かんかんしゅ)というのは、1mm~4mmほどの白いイボ状にポツッと盛り上がった良性の腫瘍です。良性のためそのまま放置していて問題は無いのですが、取り除きたい場合は、皮膚科に行っても小さいためピンセットで取り除くか、触っているとある日ポロッと落ちることがあるので、そのまま放置することを進められることが多いようです。

 汗管腫は、汗を分泌するエクリン汗腺が増えたことによって現れます。主に目の周辺に出来やすいですが、バスト周辺、首、下腹部、全身に出来る方もいらっしゃいます。

 あまりにも気になる場合は、汗管腫の治療を行っている美容皮膚科に行くことで、数回の施術で改善が見込めます。

 

バストの肌トラブル6.シミ

 バストにもシミが出来る場合があります。他の皮膚の部分と同じで、シミは色素沈着におって引き起こります。紫外線の影響によりメラニンが生成されることにより色素沈着が起こるとシミに繋がります。また、バストに出来たニキビを潰してしまうと、そのままニキビの跡が色素沈着してシミになってしまいます。

 色素沈着以外にも、歳を重ねたり、運動不足により新陳代謝が落ちることで肌のターンオーバーの周期が乱れることによりシミになることもあります。

 シミができやすい人は、遺伝的にメラニン色素を生成しやすい体質であることも考えられます。

 曇でも紫外線による肌へのダメージは十分ありますので、日焼け止めや日傘をさして紫外線対策を行い、夜にはしっかりと保湿して肌の乾燥を防ぐことで、肌のバリア機能を高めることが出来ます。また、ストレスなどにより肌のバリア機能が下がると、紫外線がより肌の奥に届きやすくなってしまいますので、ストレスを上手にリフレッシュすることも重要です。

 

バストの肌トラブル7.癜風(でんぷう)

 癜風(でんぷう)とは、皮膚にマラセチアというカビが増殖することで、斑が身体に現れる皮膚トラブルです。色は、茶色になることが多いですが、バストには、黄色がかった茶色の班が出来やすいとされています。他にも、褐色や、薄い桃色、白色など人によって班の色は異なります。班の表面が少しカサついた印象があり、こすると細かいフケが出るのも特徴です。

 通常、マルセチアは常在菌のため誰の身体にも生息していますが、蒸れることでマルセチアという菌は繁殖し、癜風を引き起こします。マルセチアは普段から一定量肌に生息しているため、癜風は再発率も高く2年以内に再発する人は約8割だと言われています。

 癜風は、低栄養、糖尿病、妊娠、コルチコステロイドの使用等によって引き起こります。また、遺伝によってマルセチアが増殖しやすい体質である人も中にはいらっしゃいます。

汗をかいた際にはシャワーで汗を流したり、ボディシートで拭き取るなどした後に保湿などをするなどが効果的です。週に1~2回のミコナゾールという成分が配合された薬用石鹸を使用することも再発防止に繋がりますが、医師と相談しながら治療することをオススメいたします。

 

バストの肌トラブル8.湿疹

 湿疹は、赤く盛り上がった小さめのプツプツが出る症状です。バストに湿疹が初めて出来ると人によってはニキビと勘違いする場合がありますが、何個かぽつぽつと出来たり、かゆみやカサつきといった症状があわせて現れることがあります。人によっては、バスト周りに湿疹が広がって出ることもあります。

 湿疹は寝不足、不摂生、過度なストレスによって引き起こる場合があります。花粉やハウスダスト、金属などのアレルギーによって湿疹が出る場合もあります。

 汗による蒸れやアトピー性皮膚炎などにより肌のバリア機能が低下することで引き起こる場合もあります。

 湿疹は、乳頭周辺に現れることもあり、乳頭周辺に現れた場合はかゆみやカサつきの他に滲出液が出る場合もあります。乳頭周辺に湿疹が出た場合、慢性化することもあります。

 原因は様々ですので、安静にし、早めに病院で治療薬を貰うことをオススメいたします。

 

バストの肌トラブル9.かぶれ

 皮膚に衣類の生地などが触れることで炎症が起きることを接触皮膚炎と言います。バストのかぶれは接触皮膚炎の症状の1つです。バストはブラジャーとの接触時間が多いため、バストとブラジャーの生地が擦れることで摩擦されることによりバストのかぶれが引き起こります。バストのサイズに合っていないブラジャーを着用することで、動くたびに肌とブラジャーが擦れてしまいかぶれを引き起こす可能性があります。7割の女性はバストに左右差を抱えており、小さい方のバストにパットなどを入れ調整していない場合や、自分のアンダーサイズに合うところでホックを止めていないとブラジャーはズレやすくなり、摩擦を引き起こしやすくなります。

 また、バストが蒸れることによって、皮膚がふやけてしまうと肌のバリア機能が低くなります。ブラジャーに雑菌が繁殖してしまうとそれが刺激になってバストがかぶれてしまいます。バストが蒸れないように通気性の良い洋服を着用したり、ボディシートでこまめに汗を拭いて予防することが大切です。

 

バストの肌トラブル10.ニキビ

 バストは皮脂腺が多く汗も出やすい箇所のため、ケアをしないことでニキビが出来やすい箇所だと言えます。ニキビは白ニキビや赤ニキビなど進行具合によって形状が異なります。

 食生活が乱れ脂っぽいものを摂取しすぎたり、運動不足により皮脂の分泌量が増加することで、毛穴詰まりを引き起こすことでニキビが出来やすくなります。また、バストのニキビは顔のニキビと同様で、肌が乾燥することでバリア機能が低下し出来てしまうこともあります。

 糖分や脂質の摂取量を抑え1日の食事の栄養も見直すことや、睡眠をしっかりとること、バストに触れる衣類は清潔に保つことも重要です。1日の食事は、ビタミン類や食物繊維を摂取することで予防や改善に繋がります。

 

最後に

 今回紹介した肌トラブルは、日頃の生活習慣からなるものもあります。

ニキビかと思っていても湿疹やマラセチア毛包炎の可能性もあります。これらは一般の人だと見た目だけで判断するのは難しいため、それぞれの対処法も異なりますので早めに医師に相談することをオススメいたします。他のバストの肌トラブルの場合も、それぞれの症状にあった対策がありますので、あまりにも気になる場合は早めに医師の診断を受け、自分のバストに合ったものを取り入れて改善を試みましょう。バストが綺麗になることで少しだけでも自信が付くと思います。バストの肌トラブルは一人で悩まず、専門家の詳し方に相談し治療していくことも大切です。

 

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