前回、バストの左右差を解消する方法として、自律神経を整えることが大切だとご紹介しました。前編で紹介した“自律神経の整え方”の他にも自律神経を整える方法がございます。今回は、前回紹介していない自律神経の整え方をご紹介いたします。
睡眠不足により身体がストレスを感じると、交感神経が優位になり、身体がリラックスしづらくなります。また、睡眠不足によって血行不良も引き起こします。必要な睡眠時間は人によって多少変わってきますが、8時間ほど睡眠を十分に取ると、交感神経が優位に働き、ストレスを緩和することが出来ます。
また、眠る前に、リラックスをすることもとても重要です。今日寝れなかったらどうしようと“不安”を感じたり、次の日に行うプレゼンのことなどを思い出して“緊張”を感じると、交感神経が優位に働き、寝付きが良くなくなり、リラックスして睡眠を取ることが出来なくなってしまいます。寝る前に、ノンカフェインのハーブティーなどを飲み、身体を伸ばし、リラックスすることで、副交感神経を優位に働かせ、寝入りを良くし、睡眠の質を上げることが出来ます。
また、起床後の過ごし方も大事で、起きてから2時間以内に、太陽光を浴びると体内時計がリセットされ、身体のリズムを整えることが出来、日中は副交感神経が優位に働き、活動的になり、夜は、副交感神経が優位に働き、ストレスを緩和させ、リラックスして睡眠を取ることが出来ます。なかなか寝付けないという方は、日々身体を温め、朝起きてから少しだけでも、日光を浴び、体内時計を整えてあげるといいでしょう。
呼吸が浅いと、自律神経を乱すだけでなく、背骨の歪みや、便秘、肝機能の低下を引き起こします。
意識して深呼吸をすることで、リラックスすることが出来ますので、呼吸が浅いと感じたら、深く呼吸をするようにしましょう。緊張しているときや、焦りを感じた時は、深呼吸することで落ち気持ちを着かせることが出来、ストレスを軽減することが出来ます。たかが深呼吸と思わず、落ち着きたいときや、ストレスを感じたときは呼吸を整え、ストレスを緩和することが大切です。
1.まず全身の力を抜き、ゆっくりと息をすべて吐ききりましょう。
2.鼻からゆっくりと肺やお腹が膨れる限界手前まで息を吸います。
3.3秒ほど息を吐かずに、少し溜めます。
4.ゆっくりと長く息を吐ききります。
深呼吸を3~5回ほど続けて行うとより効果的です。息を吐く時に音をだす必要はないので、職場や電車などでも、音を立てずに、ひとり静かに気持ちを落ち着かせることが出来ます。
呼吸が浅くなると、血流が悪くなってしまうため、バストに必要な栄養を届けづらくなります。そのため、呼吸が浅いまま生活をしていると、バストのサイズダウンに繋がってしまいます。緊張などで身体に力みがあると呼吸も浅くなってしまいます。意識して深い呼吸にすることで、身体の緊張をほどくことが出来ます。深呼吸することを習慣化したい方には、ヨガや瞑想などもオススメです。
最近では、海外スターや経営者などが、私生活で瞑想を取り入れています。瞑想は、ただ考えるだけでなく、呼吸を意識することをメインに行うため、習慣化することで気持ちの平穏を保つことが出来ます。また、ヨガは、身体を伸ばし、軽い運動にも繋がるので、呼吸を整えながら自律神経を整えることが出来ます。ヨガも瞑想と同様に呼吸を意識しながら行うので、気持ちが落ち着かず、リラックスしたい時は、ヨガを試してみるのもオススメです。
自律神経を整えることが出来ると、全身の血行が良くなり、疲れも取れやすくなってきます。季節の変わり目は、気温や気圧が変わりやすいため、自律神経は身体の機能を整えようとし、乱れやすくなってしまいます。また、自律神経が整うと、肌や髪にも艶が出てきて、美容面にも良い影響を与えます。
自律神経を整えることで、血流を良くし、バストに栄養を届けられるため、バストの形崩れやバストの下垂を防ぐことが出来ます。バストの左右差が出来る原因は様々ですが、原因の1つずつを解消していくことによって、バスト以外のお悩みの解消にも繋がります。自律神経を整えることと合わせて、マッサージをすることも、バストの左右差の改善に繋がりますので、バストに効果的なマッサージ方法も
自律神経は、無意識のうちに乱れてしまうので、呼吸を整えたり、自分に合ったリラックス方法を生活に取り入れ、整えていきましょう。