ブラジャーを選ぶ際などに、よく“バージスライン”という言葉を耳にしますが、バージスラインとは何のことかご存知でしょうか。バージスラインを意識してブラジャーを着用することで、バストがぐっと上がり、着心地も安定いたします。バージスラインを知って、バストケアに役立てましょう。
バージスラインというのは、バストの1番下の半円のところを指します。
胴体とバストの境目で、“バストの輪郭”とも呼ばれます。
顔で例えるとイメージしやすいのですが、顔の輪郭も人それぞれで、輪郭が変わると顔のイメージも変わりますよね。
バージスラインにも種類があり、バージスラインがくっきりすることで、バストの形がより綺麗に見えるようになります。
それでは、バージスラインにはどのような種類があるのでしょうか。
バストの形が人それぞれであるように、バージスラインの半円の広さも人それぞれです。
バージスラインは、“狭い人”と“広い人”の2種類に分けられます。
その中で、バージスラインが“くっきりしている人”と“ぼやけている人”に分かれます。
バージスラインが狭いか広いかは、バージスラインの端と端を結んだ直線の幅で決まります。
バージスラインの狭さや広さは、骨格や体型によって変わり、日本人は扁平型の胴体の方が多いため、バージスラインは広い人が多いとされています。
バージスラインが広い人は、バストトップの位置が低くなりやすく、バストの横流れが起きやすく、谷間が作りづらいです。
また、バージスラインが広い人が、ワイヤー部分の幅が狭いものを着用してしまうと、バストの形崩れを引き起こしてしまいます。バージスラインの広い原因は、骨格以外にも、普段姿勢を良くしていなかったり、サイズの合っていないブラジャーをすることで、バージスラインが広くなる場合があります。
バージスラインが狭い人は、骨格的にバストの谷間が作りやすい一方で、バストが下垂しやすいという特徴があります。
そのため、バストの下垂を予防するためにも、自分のバストサイズに合ったブラジャーを着用することが大切です。
バージスラインがくっきりしていると美しく見え、歳を重ねたり、ハリを失うことで、バージスラインがぼやけ、形が崩れることがあります。バージスラインは、マッサージを行い、バストにフィットするブラジャーを着用することで美しく保つことが出来ます。
バージスラインの線が曖昧になり、中にはバージスラインがなくなったと感じる方もいらっしゃいます。
ヒップで想像するとわかりやすいのですが、ヒップと太ももが同化しているよりも、ヒップと太ももの境目が、くっきりとしている方が美しいと感じる人が多いと思います。
クーパー靭帯が伸びきっていたり、姿勢が悪く大胸筋を使えていなかったり、ハリが無くなっていると、バージスラインの線がくっきりしなくなってしまいます。
カップ付きのキャミソールや、ノンワイヤーのブラジャーを着用していたり、正しい着用方法でブラジャーを着用していないと、バージスラインの位置がどんどん下に下がり、バージスラインの形が崩れやすくなってしまいます。
クーパー靭帯はコラーゲンで出来ていますが、人間は成長するにつれてコラーゲンの生成力が弱まります。バストが丸い形を保っていられるのは、クーパー靭帯がバストの丸い形を作ってくれているからです。
歳を重ね、コラーゲンの生成力が落ち、バージスラインが曖昧になることはしょうがないのですが、マッサージを行い、サイズの合ったブラジャーを着用し、姿勢を良くして過ごすことで、バージスラインのエイジングケアも行うことが出来ます。
バージスラインをぼやけさせず綺麗に保つためにも、ブラジャーを毎日着用し、バストをサポートすることが大切です。
バージスラインをくっきりとさせ、美しく保つことで、若々しく美しいバストに見せる効果もございます。
ブラジャーを着用する際にも、自分のバージスラインの位置を意識して着用するだけで、バストの下垂を防ぎ、美しく見せることが出来ます。
日本人は、バージスラインが広い人が多いですので、ワイヤー部分が狭いものを着用してしまうと、バストの形崩れに繋がります。
是非、新しく購入する際は、自分のバージスラインと、ブラジャーのワイヤー部分に違和感がないかチェックしてみて下さい。