今回は、バストが離れてしまう“離れ乳”になる原因について、お伝えいたします。
ブラジャーを外したときに、バストが離れていたり、離れ乳によって、バストに谷間ができづらかったり…というお悩みはありますか?
日本人の多くの人は、骨格的に、離れ乳に悩む人が多いです。
離れ乳になると、ブラジャーをしている時は谷間が作れても、外したときに平らになり、谷間が出来なかったり、デコルテ部分がふっくらしなかったりというお悩みに繋がってきます。
一般的に、鎖骨の中心の窪んでいるところと、乳頭を結び、正三角形になると、バストが美しくみえるそうです。離れ乳になると、正三角形が少しずつ崩れてしまうので、もしバストを美しく見せたい場合は、離れ乳になる原因を知って、改善に繋げましょう。
バストに合ったサイズのブラジャーを着用せずに過ごしていると、離れ乳になる場合があります。特に、バストサイズに対して、大きめのサイズのブラジャーを着用していると、ブラジャーでバストを支えられていないので、動くたびに、バストに負担がかかり、バストの離れ乳や下垂に繋がります。
また、小さめのブラジャーを着用している場合、バストが押しつぶされるため、せっかくバストを中心に集めても、脇の方にバストが押しつぶされてしまいます。
バストサイズは、女性ホルモンの分泌量が変わることで、サイズが変動する場合があります。女性ホルモンはストレスの影響をうけやすいので、気づかない間にブラジャーのサイズが合わなくなっている場合もあるので、サイズが合っているか定期的にチェックしてみましょう。
また、せっかくサイズの合っているブラジャーをしていても、付け方をおざなりにしていると、バストをブラジャーで支えることが出来ていない状態となってしまい、バストが横流れする場合があるので、ワイヤー部分がバージスラインの真下に来るように着用しましょう。
バストは柔らかい脂肪で出来ており、柔らかい脂肪は硬い脂肪に比べて色々な所に移動しやすいです。ノーブラで過ごしていると、バストに直に重力がかかります。バストを支えているクーパー靭帯は、階段の上り下りなどの少しの揺れで損傷してしまいますので、ノーブラで過ごしていると、クーパー靭帯を損傷させ、離れ乳になってしまいます。
ナイトブラも同様で、夜に何もしていないと、横になった際に、重力はバストが横に流れる方向にかかるため、バストの横流れを加速させてしまいます。
クーパー靭帯というのは、コラーゲン出できた靭帯で、バスト全体を上から支えるように包み込んでおり、クーパー靭帯がバストの丸い形を保っています。クーパー靭帯を損傷してしまうと、バストの下垂や横流れを引き起こしてしまいます。クーパー靭帯は、ちょっとした揺れで、伸びたり切れたし、一度損傷すると元には戻りません。また、コラーゲンは、身体の中で生成されますが、コラーゲンの生成力は年々落ちていきます。そのため、歳を重ねることで、バストは下垂や横流れを引き起こしやすくなります。
ノーブラで過ごしていたり、ブカブカのブラジャーで過ごしていると、ブラジャーでバストを支えることが出来ず、バストに重力などの負荷がかかるため、バストの下垂や横流れに繋がります。
また、激しい運動をする際は、バストが揺れやすく、クーパー靭帯を損傷する可能性が高いため、運動用のブラジャーをするなど、TPOに合わせてブラジャーを着用することでバストの横流れを予防することが出来ます。
猫背で過ごしていると、大胸筋が使えていない状態になってしまいます。大胸筋は、バストを支えてくれています。この大胸筋を使用していないと、衰えてしまいます。大胸筋が衰えてしまうと、バストの重さに耐えることが出来なくなり、バストを支えられなくなってしまいます。そうすると、バストの下垂や離れ乳に繋がってしまいます。
また、猫背は血流が悪くなり、肩こりや小胸筋のコリにも繋がります。小胸筋は、天然のブラジャーとも呼ばれ、バストを内側に引っ張ってくれています。ですが、小胸筋が衰えたり、固くなると、バストを内側に引っ張る力が弱くなってしまいます。
小胸筋は、マッサージをしたり、トレーニングをすることの出来る筋肉ですので、小胸筋を鍛えることで、離れ乳の改善が見込めます。
理想のバストの形は人それぞれですが、自分の気になるコンプレックスを1つでも解消することで、自信がつき、少し楽しく生活できると思います。
日本人の体型は、離れ乳になりやすい体型だとされていますが、離れ乳は、サイズの合ったブラジャーで日々生活し、正しい着用方法でブラジャーをすることで、予防・改善することが出来ます。
正しい着用方法や、サイズが合っているか確認する方法は、他のコラムで紹介しておりますので、気になる方は、こちらから合わせてご参照下さい。
ブラジャーのサイズを合わせる方法▷▷▷https://toiroofficial.jp/blog/3/
ブラジャーの正しい着用の仕方▷▷▷▷▷https://toiroofficial.jp/blog/4/
また、離れ乳は解消することも出来ます。自分に合った解決方法を見つけて、お悩みに一緒に寄り添っていきましょう。