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ブラジャーが上浮きする原因と対処法

ブラジャーを着用していて、カップの上の部分だけバストに沿わず浮いたような状態になったことはありますか?ブラジャーの上部だけが浮いている状態のことを“上浮き”と言います。ブラジャーは本来、バスト全体をカップで覆うことでバストの揺れなどを軽減し、楽に生活する手助けをしてくれます。バストの揺れを軽減することは、揺れや衝撃に弱いクーパー靭帯の損傷も防ぎますので、将来のバストの形にも影響を及ぼします。

今回は、ブラジャーの上部だけが浮く“上浮き”はなぜ起こるのかと、上浮きの解消法をお伝えいたします。上浮きが解消されることで、ブラジャーがよりバストにフィットし、安定感を得ることが出来ますので是非参考にしてみて下さい。

 

ブラジャーが上浮きする原因

ブラジャーが上浮きする原因1.ゆるいアンダーサイズを選んでいる

ブラジャーによる締め付けが嫌でアンダーサイズをゆるくしている方も中にはいらっしゃると思います。自分のアンダーサイズよりも大きめのアンダーサイズのブラジャーを着用していると、ブラジャーがズレやすくなりバストが安定せず横流れなどを起こして、カップ上部が浮きやすくなります。特に、最初にブラジャーを着用した時にカップとバストサイズが合っており、生活する中で何度もブラジャーを直すことがあったり、1日の途中からカップ上部が浮く場合はアンダーサイズが合っていないことが原因である可能性が高いです。

 ブラジャーのホック部分は三段階で調節できるように構成されていることが多く、殆どの場合、2.5センチ間隔で3つ並んでいることが多いです。例えばアンダーサイズ75センチのブラジャーを選んだ場合、真ん中のホックが75センチ、外側のホックが77.5センチ、内側のホックが72.5センチで構成されておりますので、自分のアンダーサイズを把握して一番近いサイズの所でホックを止めることでズレづらくなります。あまりにもきつい場合はアンダーサイズが変わった可能性も考えられますので、定期的に測り直して呼吸が苦しくなく、一番自分のサイズに合う所でホックを止めるようにしましょう。

 

ブラジャーが上浮きする原因2.バストや骨格の形によるもの

バストは大きさや形、硬さなど人それぞれ異なります。バストの形を決める要因は色々とありますが、骨格によってバストの付き方や、バストの育ちやすさも変わってきます。

バストの形の中で釣鐘タイプや雫タイプと言われるバストの形は、鎖骨下からバスト上部にかけてバストが付きづらく、他のバストの形と比べるとカップの上部が浮きやすい傾向があります。バストトップの位置も低くなりやすいため、形的にバスト上部が浮きやすくなると言えます。また、骨格ウェーブと呼ばれる華奢で曲線的な印象を与える骨格の女性は、身体に厚みが出にくく、バストの位置は低めでデコルテ部分にお肉が付きづらいため、この釣鐘タイプや雫タイプと言われるバストの形になりやすい傾向があります。

骨格ウェーブの方は、元々肉質が柔らかめです。柔らかい脂肪は、硬い脂肪に比べて移動しやすいため、バストが横や下に流れやすく、バストの下垂やブラジャーの上浮きを起こしやすいでしょう。

 

ブラジャーが上浮きする原因3.姿勢の悪さ

普段、スマートフォンやパソコンを操作する際に猫背になっていないでしょうか。猫背が習慣化し、普段の姿勢も猫背になることでブラジャーの上部が浮きやすくなります。

ブラジャーをしている時に、胸を張った姿勢と、猫背の姿勢とでバストの上部に隙間がどれくらい出来やすいか確認してみて下さい。猫背の時と、姿勢を良くした時にカップ上部のストラップと繋がっている三角あたりの所に指を1本通すと、猫背の時のほうが指がすんなり通ると思います。

悪い姿勢のまま日常生活を過ごすことで、ブラジャーの上浮きのみならず、バストの下垂や肩こり、バストの左右差を引き起こす原因にもなります。普段、姿勢が悪くなりがちの人は、姿勢を良くしたうえで、ブラジャーを正しく合わせるだけでも着心地が格段に良くなったり、姿勢を良くしてバストサイズを測り直したら本当のバストサイズは普段着用しているものよりも大きかったというケースもあります。

 

ブラジャーが上浮きする原因4.ノンワイヤーのブラジャーを着用している

ブラジャーの締めつけ感が苦手で、ノンワイヤーのブラジャーを選ぶ方も少なくありません。ノンワイヤーのブラジャーは楽に着用できる反面、ワイヤーが入っていないためバストが安定せず、バストが重力で下に行くことでカップの上部だけが浮いた状態になることがあります。ワイヤーの入っているブラジャーは、バストが下に下がってこないように、バージスラインの真下からバストを支えるため、バストが下や外側に流れにくくなりバストトップの位置を保ちやすくなります。バストトップの位置を保ちやすくすると、バスト上部にお肉が集まりやすいため、上浮きしづらくなります。

 

ブラジャーが上浮きする原因5.ブラジャーの調整をしていない

バストサイズとカップのサイズを合わせていても、ストラップやバージスラインの位置などを調整していないと、ブラジャーの中に綺麗にバストが収まりません。ストラップを正しい長さで調整することで、ブラジャーがズレづらくなり、バストトップの位置も安定しやすくなります。バストトップの位置が合っていないと、ブラジャーの上浮きを引き起こす可能性があります。自分のバストに合ったブラジャーを着用し、調整することでブラジャーの上浮きを改善することが出来、しっかりと揺れから守ることが出来ます。

 また、バージスラインというバストの下の半円の形は、狭い、広いという2種類に分けられます。日本人の多くの女性は骨格的にバージスラインが広い女性が多いですが、自分のバージスラインの幅を把握して、ブラジャーのワイヤー部分に合っているか確認することも重要です。カップ数が大きくなるとワイヤー部分が広くなるため、バージスラインに合わせて自分のバストサイズよりも大きいカップを選ぶことも出来ますが、そうするとカップ全体に隙間が生まれますので、バージスラインが広めの方は元々ワイヤー部分が広めに出来ているものを選ぶと安定しやすくなるでしょう。

 

ブラジャーが上浮きする原因6.バストに左右差がある

バストに左右差がある場合、多くの女性は大きい方のバストサイズに合わせてブラジャーを着用していると思います。大きい方にバストに合わせてブラジャーを着用している場合、小さい方のバストの上部分が浮きやすくなります。

小さい方のバストのカップに隙間がある場合、調整をしないでそのままにしていると小さい方のバストだけが揺れ、クーパー靭帯が損傷し、バストの左右差の拡大に繋がる可能性もあります。ブラジャーに合ったパットで調整をしたり、左右でサイズの変えられるブラジャーを着用することでバストの左右差の拡大を防ぎ、上浮きが気になりづらくなるでしょう。

 

ブラジャーが上浮きする原因7.カップの形状が深めのブラジャーを選んでいる

 ブラジャーの形状は様々ですが、その中でもカップの形状が深めのものを選ぶことで、バストの上部が浮きやすくなります。カップの深さが浅めのものや、カップの上部の厚みが薄いほうがバストに添いやすくなります。

 また、ブラジャーによって上部の生地が内側に入る傾斜が変わります。内側に入る傾斜が緩いとバストが溢れづらくなりますが、その分バスト上部が浮きやすくなります。カップ上部が内側に入っている構造であったり、生地が柔らかめで角度の調整が効きやすいものだとバストにフィットしやすく上浮きしづらくなります。

 

ブラジャーの上浮きを解消する方法

ブラジャーの上浮きを解消する方法1.正しい手順で着用してみる

ブラジャーを着用する時に、正しい手順で着用することで、ブラジャーが安定し1日に何度も直すということが少なくなります。正しい手順で着用すると、サイズが合っているか判断もしやすくなります。

ブラジャーのストラップを調整し直すことで、バストトップの位置が安定しやすくなり、カップ上部の浮きが改善され、浮かなくなった方もいらっしゃいます。

アンダーサイズが合っていないだけでも、バスト上部が浮きやすくなりズレやすくもなりますので、アンダーサイズも自分のサイズに合っている所で調整するようにしましょう。

 

ブラジャーの上浮きを解消する方法2.上浮きしづらい構造のブラジャーを選ぶ

 カップの深さがあまりない構造のブラジャーを選ぶと、バスト上部が浮きづらくなります。また、日本人に多い平胴という体型だと、バージスラインが広い方が多いです。L字型のワイヤーはバージスラインが広い方でも合いやすく、カップの形状が浅いことが多いです。カップの形状が浅く、カップの上部に傾斜があるものや生地が柔らかめでバストに添いやすいものを選ぶと、バスト上部までカップでしっかりと覆われ、バストを揺れから守ることが出来ますので、バストの下垂や離れ乳の予防にも繋がります。

 上浮きが気になる場合は、ノンワイヤーのブラジャーよりもワイヤー入りのブラジャーを着用し、バストトップの位置を安定させたほうが上浮きしづらくなります。ワイヤー部分が痛くてあまり着用したくない方は、肌さわりの優しいソフトワイヤーを起用しているブラジャーや、バストの真ん中のつなぎ目が低めの前重心のものを選ぶと、ワイヤーのあたりが軽くなり痛くなりづらいのでオススメです。ワイヤー部分が痛くなりづらいということから、バストが小さめでワイヤーのあたりが気になるという方にもオススメです。

 

ブラジャーの上浮きを解消する方法3.姿勢を良くする

 釣鐘タイプや雫タイプ、骨格ウェーブでない方は、姿勢を良くしてからブラジャーを着用するとカップの上浮きが解消され、バストにフィットしやすくなることがあります。

日々、姿勢が悪い状態で過ごしていると猫背になり、血流が悪くなるだけでなく、巻き肩になりバストの筋肉も硬くさせ、バストに栄養が行きづらくなり、形崩れやバストのサイズダウンに繋がることがあります。また、姿勢が悪いと骨盤の位置がズレ、バストの左右差に繋がる可能性もありますので、早めに改善をすることをオススメいたします。

 長時間悪い姿勢のままで過ごしていると、大胸筋、大腰筋、大腿直筋などの筋肉が萎縮したり、硬くなったりしてしまいます。そのまま放置していると、筋肉が伸びにくい状態になってしまい猫背や巻き肩など身体に良くない姿勢が定着してしまいます。綺麗な姿勢を保つためには、これらの筋肉を伸びやすい状態にさせ、筋肉を衰えさせないようにすることが重要です。そのためには、大胸筋、大腰筋、大腿直筋などの筋肉を動かすストレッチや筋トレを日々の週間にすることで美しい姿勢を手に入れることが出来るしょう。

 

ブラジャーの上浮きを解消する方法4.バストが中心に集まりやすいブラジャーを選ぶ

 バストの形が釣鐘タイプや雫タイプと呼ばれる場合や、骨格ウェーブの方の場合、バストトップの位置も低くなりやすく、バスト上部が浮きやすくなると言えます。このようなタイプは、バストをしっかりと中心に集めて寄せることで、バスト上部にもお肉が行きやすくなり、上浮きを軽減することが出来ます。

 また、このような釣鐘タイプや雫タイプ、骨格ウェーブの方の場合、バストが柔らかめで下や横に移動しやすい傾向があるため、バストを中心に集めやすいブラジャーを日々着用することで、バストの横流れや下垂を予防することにも繋がります。

 カーブの柔らかなL字ワイヤーを起用しているブラジャーは、サイドからしっかりとバストを中心に集めることが出来るのでオススメです。

 

最後に

 ブラジャーの上部が浮くだけでもバストへのフィット感が変わるため、カップの上浮きはどうしても気になってしまいますよね。ブラジャーの着用の仕方や、自分のバストの形に合ったブラジャーを選ぶことで上浮きはしづらくなります。

ブラジャーの正しい付け方を知らない人は以外にも多く、正しい付け方を実践しただけでブラジャーの安定感や着心地が良くなったという方もいらっしゃいます。ブラジャーは毎日着用するため、毎日調整しないといけないのかと疑問に思われる方もいらっしゃいますが、最初に調整したら頻繁に調整し直す必要はないので、ちょっとズレやすいかなと感じたら、バスト・アンダーサイズやストラップ部分を定期的にチェックするようにしてみましょう。

 ブラジャーの正しい着用の仕方は他のコラムで紹介しておりますので、是非この機会に正しく着用出来ているかも合わせてチェックしてみて下さい。

ブラジャーの正しい着用の仕方▷▷▷https://toiroofficial.jp/blog/4/

 

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