ふくよかなバストに憧れる女性も多いですが、実際にバストが大きい女性は、洋服選びやブラジャーに関するお悩み、バスト自体のお悩みなど、バストに悩まされている方も多いですよね。バストが大きいと人からの視線が気になり、どのような洋服を着たらいいのかと悩むことも多いと思います。また、バストが目立つことが嫌で猫背になりやすくなってしまったり、洋服次第で着太りして見えたりと洋服選びに一苦労される女性もいるでしょう。
今回は、Fカップの女性はどのようなお悩みを感じているのかについてと、大きめバストの女性のお悩みの1つである“洋服に関するお悩み”についての解決方法をご紹介いたします。日頃の洋服選びに活用することで、オシャレを楽しみやすくなると思いますので是非参考にてみてください。
そもそもFカップの女性はどのようなお悩みを持っているのでしょうか?洋服に関するお悩み、ブラジャーによるお悩み、バストのお悩みそれぞれこのようなお悩みを感じられている女性が多いです。
・洋服の上からバストを目立たなくさせたい
・着太りしやすい
・好みのデザインのブラジャーが見つかりづらい
・ブラジャーによる肩こり
・バスト横がブラジャーからはみ出る
・バストの下垂が気になる
・バストのトップの位置が年々下がってきた
・バストが離れている
・バストが横に広がっている
・好みのサイズまでバストを小さくしたい
今回は、この中のFカップの女性が感じている“洋服に関するお悩み”の解決方法についてご紹介いたします。
〈シャツコーデで目立ちづらくする〉洋服を着ていてバストが目立つのは、バストの上の首元や、ウエストがきゅっと閉まり、バスト周辺はピタッと生地がフィットしてシルエットが現れることが原因です。バストの上下が締まりバストだけに高さが出るとバストとバスト上下部分の高低差が分かりやすくなり、バストを強調することになってしまいます。シャツコーデは、バストとバスト上下の高低差を無くしてバストの強調を抑えることが出来ます。ウエストあたりでINをしてから、ふわっとシャツを引っ張り出すことで、ウエストあたりにもボリュームを出すことが出来、バストとの高低差を少なくすることが出来ます。シャツコーデを上手く取り入れることで、カジュアルなシーンでもバストを目立たせずに、オシャレをしやすくなります。
〈メンズライクな洋服を取り入れる〉これは好みが分かれますが、休日等にはメンズライクな洋服を取り入れることで、バストを目立たせずに過ごすことが出来ます。ダボッとしたストリートファッションのようなメンズライクな洋服は、全体的にダボッとしており、身体のシルエットを分かりづらくさせる効果があります。
〈着痩せする色を選ぶ〉白やピンクなどは膨張色のため、トップスに膨張色を選んでしまうとよりバストが強調されてしまいます。ボトムスには、寒色系を選ぶことで実際よりも小さく見せる効果があります。また、青は黒よりも着痩せ効果があるのでオススメです。
トップのアイテムと、ボトムスのアイテムを同系色にすることで、縦長に見せることが出来るので着痩せ効果が期待でき、バストの強調も抑えることが出来ます。ロングカーディガンや長めのAラインのスカートや、フレアパンツは縦長に見せることが出来ますのでオススメです。
〈ウエストをくびらせるスタイル〉スタイルは良く見せたいけど、バストは目立たせたくない人は、シャツワンピースやオールインワンでウエストラインをくびらせて、くびらせた少し上のシャツを引っ張りふわっとさせるスタイルがオススメです。シャツの上2つ~3つボタンは開け、見せるインナーを中に着ることでスタイル良く見せることが出来ます。見せるインナーは、バストの谷間が隠れるようなネックラインが並行で、隙間ができにくいものを選ぶと安心して過ごすことが出来ます。
〈タイトなワンピース+カーディガン〉あえてタイトなワンピースを選ぶことで、くびれが強調され着太りを防ぐことが出来ます。ですが、タイトなワンピースはバストが強調されるため、バストを隠すためにカーディガンを上から羽織りバストの強調を防ぎます。夏場でもシースルーのカーディガンを羽織り隠すことが出来ます。また、冬場であればストールなどでバストを隠すことでメリハリのあるコーディネートにすることが出来ます。ストールは首に巻かず、少し広げて肩にかけることで上品に着こなすことが出来ます。タイトなワンピース+隠すためのカーディガンやストールなどであれば、きれいめなコーディネートをしたい時にも活用することが出来ます。
ブラジャーは自分のサイズに合ったものを着用した方が、バストの形崩れやバストの下垂を防ぐことが出来ますが、選ぶブラジャーを変えるだけでバストの見え方が変わります。バストを控えめに見せたい場合、ミニマイザーブラなどのバストを小さく見せる効果のあるものを選ぶことで、洋服を着た時の印象も変わります。
ミニマイザーブラというのは、バストのボリュームを分散させることで実際よりもバストを小さく見せる効果のあるブラジャーのことです。横から見た時にバストに高さがあると大きく見えてしまいますが、バストの高さを自然に抑えることで小さくみせてくれるブラジャーです。
また、さらしブラというタイプのブラジャーもあります。さらしブラは着物などを着る時にオススメです。着物は、バストの高さが無い方が綺麗に見えるため、さらしブラで抑えることで見栄えが良くなります。物によっては、ワイヤーが入っていないため、ヅレやすいという場合がありますので、1度試着してからの購入をオススメいたします。
最近では、バストを控えめに見せる効果のあるブラジャーを出しているブランドも多いので、一度試着してみてキツさや苦しさのないものを選ぶといいでしょう。ブラジャーを選ぶ際に、ノンワイヤーのものやストラップで調整できないタイプのブラジャーは、将来下垂する可能性もありますので、なるべく自分のバージスラインの位置が下にいかないものを選ぶことで、バストの下垂の予防に繋がります。
オススメのお洋服選びを紹介しましたが、洋服を着た際にバストを目立たせたくない女性は避けたほうが良いアイテムもあります。買ってから後悔しないように、選ぶアイテムにも気をつけて見ましょう。
胸元の開いているアイテムは、バストに視線が行きやすくなってしまいます。このようなアイテムを着用する際には、中にキャミソールを着用し、胸元を生地で隠すことでバストが目立ちづらくなります。中に着用するキャミソールがVネックの場合、バストの谷間が隠せない可能性が高いため、キャミソールのネックラインが平行になっているものを選ぶことで、バストが隠せ安心して過ごすことが出来ます。レース仕様のものなどを着用することで、胸元の開いているブラウスやワンピースでもオシャレ感を演出しながらバストを隠し目立たせなくすることが出来ます。
縦のラインを強調するスタイルは、バストの膨張を防ぎ着痩せ効果が期待できます。ですが、ボーダーなどの横のラインを強調するスタイルはバストをより目立たせ、大きく見せてしまいます。バストは、横を向いた時に高さがあるとより大きく見えますが、ボーダーはバストの高さも強調しやすいので注意が必要です。特に、夏場などに黒と白のボーダーのトップスは可愛いですが、バストを控えめに見せたい場合は避けたほうが良いでしょう。
タートルネックのような首元が閉まっているタイプの洋服は、首元がきゅっと閉まっている分、バストとの差がわかりやすく身体のシルエットが分かりやすいためバストを目立たせたくない方は避けたほうが良いアイテムの1つです。首元が閉まっているアイテムは避けたほうが、バストの強調を防ぐことが出来ます。
バスト周りにフリルや特徴あるデザインがあると、バストが目立ちやすく、ものによってはフリルのボリュームでバストがより大きく見えるものもあります。また、袖周りにフリルやボリュームのあるものは、着太りしやすくバストにも目が行きやすいので注意が必要です。
洋服選びのコツを知ることで、自分好みの洋服選びがしやすくなりますよね。与えたい印象によって選ぶ洋服は変わりますが、バストを隠してもオシャレをすることは出来ます。
人によってどのようなジャンルの洋服を着て過ごしたいかは異なりますが、今回紹介した洋服選びのコツは、どのジャンルにも活用できるものが1つ以上ありますので、是非洋服を選ぶ際に参考にてみてください。
洋服もブラジャーも選ぶ際に、バストを押しつぶさないこととバージスラインを下に下げないようにすることを意識すると、将来のバストを綺麗に保つことが出来ます。バストを将来綺麗に保ちたい方は、是非この2つも合わせて洋服を選ぶ際に気をつけて見てください。