バストはサイズが変わるごとに、バストに対するお悩みも変わってきますよね。バストが大きくなった場合、女性らしい印象を与えられるため羨ましがられる一方で、バストの容量が大きくなればなるほど肩凝りを引き起こしやすくなったり、視線が気になって好きな洋服が着づらくなってしまったり、バストを強調させないために猫背になってしまったりと、良い面だけでなく苦労することもありますよね。
今回は、Eカップの女性が抱えているお悩みと、その解決方法についてご紹介いたします。Eカップ女性のお悩みは色々とありますが、ブラジャーが原因で起こるお悩みもありますよね。前篇ではブラジャーによるバスト悩みの解決法について、後編ではEカップ女性のバスト悩みにおける解決方法について詳しくお伝えいたします。お悩みに共感できるものがあれば、是非解消法を参考に取り組んでみて下さい。
Eカップの女性はどのようなお悩みを持っているのでしょうか?以下のようなお悩みを持っている女性が多いようです。
・ブラジャーによる肩こり
・可愛いブラジャーが少なくなったように感じる
・バストの蒸れ
・洋服の上からバストを目立たなくさせたい
・バストを小さくしたい
・実際のサイズよりも小さく見られる
・バストアップしたい
・バストの左右差が気になる
バストにボリュームがあることで、夏場などはバストの蒸れによりブラジャーが痒く感じたり、蒸れたことによりバストの肌荒れに繋がることがあります。
また、Eカップの女性のみならず、7割以上の女性はバストに左右差を感じています。バストの左右差は、形が異なったり大きさが異なったりと人によって左右差の大きさは異なりますが、Eカップのバストは元々のバストの容量が大きいため、バストの左右差が2カップほどあり悩まれている方もいらっしゃいます。バストに左右差が生まれる原因は様々ですが、改善方法も色々な方法がありますので、ご自身に合った解消法を日常に取り入れることでバストの左右差の改善を促すことが期待出来ます。
Eカップの女性の理想のバストサイズは3タイプに分かれます。このままのサイズを維持したい人、バストサイズを小さくしたい人、バストサイズを大きくしたい人に分かれ、それぞれバストに対しての悩みが異なります。
Eカップのバストはアンダーとバストトップの差が20cm程ありますが、アンダー65cmのEカップのバストは、Eカップよりも小さく見られることが悩みという女性もいらっしゃいます。反対にアンダーサイズが上がると、横から見た時にバストの高さが上がるのでより大きく見えるため、バストを実際よりも小さくしたい女性もいらっしゃいます。また、このままEカップを維持したいが、歳を重ねるごとにバストのボリュームダウンや下垂を引き起こし綺麗に保てないのではないかと不安に思う方もいらっしゃいます。
Eカップのバストは重さにすると約1kgもあります。両サイドから500mlのペットボトルを肩から下げているような重さのため、日頃から肩凝りを引き起こしてもおかしくないですよね。デスクワークが多い女性やスマートフォンによるブルーライトを長時間浴びる女性は眼精疲労を引き起こしやすく、眼精疲労は肩凝りに直結する場合があります。また、体質的に冷え性である場合、血流が良くないと肩凝りを引き起こしやすくなります。Eカップの女性がより肩凝りになりやすい原因は、バストの重さに加えて肩凝りを引き起こしやすい要因を併せ持っているという点にあります。
ブラジャーによる肩凝りが嫌で、あまりブラジャーを着用しないという方も中にはいらっしゃいますが、Eカップのバストは重さがあるため、ブラジャーをしないで長時間過ごし続けてしまうとバストが下垂したり、離れ乳になってしまいます。
バストの重さに耐えきれずクーパー靭帯が切れてしまうと、クーパー靭帯は1度切れると元には戻らないため、下垂を治したいと思ったときには改善が難しくなってしまいます。今の美しいバストの形や位置をキープするには、自分のバストサイズに合ったブラジャーを着用し、クーパー靭帯にかかるバストや重力による負荷を軽減する必要があります。
また肩凝りを解消しやすくするためには、日頃から湯船に浸かるなどして血行を良くしたり、肩のマッサージをして肩凝りを解消することが重要です。
ブラジャーによる肩凝りを軽減する方法として、ブラジャー選びを見直す方法があります。ブラジャーによる肩への負担を減らすことにより、肩凝りの悪化を防ぎ、肩凝りを解消しやすくなります。
肩凝りを引き起こしづらいブラジャーの特徴は3つあります。
背中の部分がU字になっているものは、タンクトップのような形になっているためストラップにかかるバストの重さを分散させる効果があります。また、Uバックのバックバンドのものは、背中のおにくの食い込みを軽減し、洋服の上からでも響きづらくしてくれる効果も期待できます。
また、ブラジャーの食い込みは血行不良を引き起こします。血行不良になることで、肩凝りを引き起こしやすくなってしまうため、食い込みを軽減してくれるUバックのブラジャーはバストの肩凝りに悩む女性にオススメです。
ストラップ部分がズレるからといってキツくしてしまうと、血行不良を引き起こし肩凝りに繋がってしまいます。ストラップがズレる原因は、ストラップ部分が劣化し調整した所で固定できなくなっているか、カップがバストのサイズに合っていないことが原因で引き起こります。
ストラップは、指1本入るくらいの緩くなくキツくないくらいの所で調整するようにしましょう。
バストが大きいと生理周期などによって、カップがきつくなることがあると思います。また、バストサイズが大きくなってからブラジャーを新調していない場合、バストに対してカップが小さくなっている可能性が高いです。バストよりもサイズの小さいカップを着用していると、バストが押しつぶされ血行不良を引き起こし肩凝りなどのトラブルに繋がってしまいます。
小さいサイズのブラジャーを着用し続けた場合、バストの血行を妨げるだけでなく、バストを押さえつけたことが原因でバストの形崩れや、摩擦による皮膚へのダメージを引き起こす場合もありますので、サイズの合ったものを着用するようにしましょう。
また、アンダーサイズの締め付けも呼吸を浅くするため血行不良に繋がってしまいます。アンダーサイズがゆるい場合は、ストラップ部分がヅレたり、ブラジャーの着心地が悪くなり頻繁にブラジャーを直さないといけなくなりますので、自分のアンダーサイズに合うものを選び、自分のアンダーサイズに1番近い所でホックを止め着用するようにしましょう。
肩凝りを改善するためにブラジャーを見直す以外にも、肩凝りを引き起こす要因を減らすことも重要です。ブラジャー以外の肩凝りの要因となる要素は以下のものが考えられます。
・血行不良
・長時間のブルーライトによる眼精疲労
・ストレートネック
・身体の冷え/冷え性
・運動不足
・ストレス
・長時間の同じ姿勢
肩というのは、普段から5~6kg程ある頭を支えています。そのため、身体を動かさずに緊張状態を続けてしまうと肩により負担がかかります。
肩凝りは、血行が悪くなることで筋肉の老廃物がたまり血管が押しつぶされることにより引き起こります。長時間の同じ姿勢や、冷え、運動不足、ストレスなどは血行不良を引き起こしやすいため、肩凝りの原因としてあげられます。
また、ストレートネックといって首がまっすぐになり前に出た状態は、首や肩に負担をかけるため肩凝りに繋がります。スマホを見る際に思わず、首が前に出てしまう方がほとんどだと思いますので、姿勢に注意することも大切です。
筋肉の緊張を和らげることと血行を良くすることが重要です。簡単に取り入れられる方法は、1日の終りに湯船に浸かり血行を良くし、リラックスをすることです。整体や、鍼治療だと、しっかりと筋肉を緩めることが出来ますので、あまりにも肩凝りがひどい場合は1度診察に行くのも良いでしょう。
日本ではバストサイズがCカップの女性が多いため、バストサイズが大きくなるとブラジャーの生産数も少なくなり、好みのデザインを見つけても完売していたり、Eカップよりも小さめのブラジャーだとデザインが可愛いのに、カップの面積が広くなる影響で他のサイズと比べてなんだか印象が異なり可愛く見えなかったりと、可愛いブラジャーが他のサイズに比べて少ない印象がありますよね。
最近では、バストサイズが大きくなると可愛いデザインのものが少ないという声に答えて、Eカップ以上の女性を対象としたブラジャーのブランドも展開されています。元々大きめのバストに合わせてデザイン展開をしているため、他のサイズと比べて印象が異なるといったようなデザインのズレが少なく、生産数も多く生産されているため選びやすいと言えるでしょう。
また、ネットで選ぶ場合、元々のバストの大きさを活かして綺麗に見せたい人向けや、小さく見せたい人向けなどバスト悩みに合わせてブラジャーを選ぶことが出来ます。ブランドによっては、試着をして無料で返品・交換を行えるところもありますので、一度試してみてから決めるのがいいでしょう。ネットで注文し、試着する場合は、バージスラインとブラジャーのワイヤー部分を合わせてから、しっかりとストラップを調整することでサイズが合っているか確認をすることが出来ますので、一度ストラップなどは調整をして、バストの形を整えてサイズ確認を行うようにしましょう。
特に汗のかきやすい夏場は、肌トラブルを防止するためにもバストの蒸れはなるべく軽減したいですよね。
なかなかバストの汗というのは拭きづらいですが、汗をそのままにしておくと、実は肌が乾燥してしまいます。気づかない間に乾燥した肌を放置していると、ニキビやかゆみといったバストの肌トラブルに繋がることがあります。
また、汗の中に含まれている微量の塩分やアンモニアといった成分が肌を刺激してかゆみを引き起こす場合があります。では、どのようにして対策を取ったら良いのでしょうか。バストの蒸れを解消する方法は3つございます。
特に汗のかきやすい夏場は、バストを蒸れにくくするために夏用のブラジャーを試して見るのも良いでしょう。カップの肌側に“吸水乾燥機能”のある素材を使用しているブラジャーは、汗を吸い取ってくれるため蒸れが軽減されます。
また、メッシュ素材のものであれば、通気性も良くなるので、快適に過ごしやすくなるでしょう。
汗の中に含まれている微量の塩分やアンモニアといった肌を刺激する成分は、汗が勝手に乾いても肌に残ってしまいます。シャワーなどで洗い流さないとなかなか落ちないのですが、外出中ではシャワーで頻繁に汗を流すことは出来ないですよね。そんな中でも、ボディシートであれば、汗をかいてしまってもこまめに拭き取ることが出来ます。
顔にも使えるような優しい素材と成分で作られているボディシートもあり、乾燥が気になる方でも保湿効果のあるものもあります。好きな香りのものを選ぶと、暑い夏でもリフレッシュ出来ますので、好きな香りで選ぶのも良いですね。
バストは脂肪が集まり、ブラジャーも着用しているため熱くなり汗をかきやすいですよね。厚手の洋服や、何枚も重ね着をしてしまうとより熱くなり汗をかきやすくなります。
シースルーや通気性の良いもの、冷感効果のある素材の洋服を選ぶことで、風通しが良くなり蒸れづらくなります。
ですがここで1つ注意が必要です。通気性の良いものを選んだ際に、バスト上部が紫外線に当たる可能性がある場合は必ず日焼け止めを塗り、紫外線対策を行うようにしましょう。
バストだけではないのですが、紫外線を肌に当ててしまうと、肌のバリア機能が弱まります。そこに汗をかいてしまうと肌トラブルに繋がることがありますので、水分をたくさん取り内側から潤わせ、日焼け止めなどで紫外線をブロックするようにしましょう。
Eカップ女性が感じているブラジャーによるバスト悩みについて紹介してきました。汗をこまめに拭くなどは、簡単に取り組めそうですよね。出来そうなものから取り入れて見るだけで、ブラジャーによるバスト悩みの解消が期待できます。
後編では、Eカップ女性のバスト悩みに関する解消法をご紹介いたします。理想とするバストは人それぞれです。Eカップ女性のなりたいバスト別にアプローチ方法をご紹介いたしますので、是非参考にしてみてください。