デコルテ付近にバストが元々付きづらかったり、初めはふっくらしていたのに気がついたらデコルテ付近からバストがふっくらしなくなっていたり…。
理想のバストは人それぞれですが、デコルテ付近からふっくらとしたバストを手に入れたいという願望は多くの女性に共通するバスト悩みの1つです。
今回は、なぜデコルテ部分からバストがふっくらしづらいのかについてご紹介いたします。
そもそもデコルテ付近からバストがなぜふっくらとしないのでしょうか?デコルテ付近からバストがふっくらしづらい原因は主に5つあります。
顔の骨格が人によって異なるように、身体の骨格も人によって異なります。身体の骨格により、バストの形やバストのつき方が変わります。
骨格は大きく分けて3タイプに分けられます。骨格ストレート、骨格ウェーブ、骨格ナチュラルの3タイプです。
この3タイプは、脂肪や筋肉の量や付きやすい部分が異なるため、バストの付きやすい位置や形も異なります。この3タイプの中の、骨格ウェーブというタイプは、バスト付近に筋肉が付きづらく、元々のバストの位置が低めであるという傾向があります。元々のバストの位置が低いため、デコルテ付近に脂肪が付きづらいため、バストの成長期であってもデコルテ付近からバストがふっくらとしづらいことも少なくありません。また、骨格ウェーブの女性は釣鐘型という形のバストであることが多いです。釣鐘型のバストは、バスト上部に脂肪が少なく、横から見たときに雫のような形であることから、この場合も元からデコルテ付近からバストがふっくらとしづらいという特徴があります。
バストへの栄養は血液により運ばれるため、血流を良くすることは重要です。バスト周りの筋肉が癒着していると、毛細血管が押しつぶされ、血流やリンパの流れが悪くなり、バストに栄養を届けづらくなります。
筋肉の癒着は、長時間姿勢の悪い姿勢でいたり、筋肉の使いすぎにより引き起こります。
重い荷物を片側の肩で持つことで、肩こりを引き起こすことがありますが、筋肉の癒着はコリを引き起こすため、肩が凝っている場合筋肉が癒着している可能性があります。肩とバストは非常に近い距離にあるため、肩こりを引き起こすことで、血行不良を引き起こしバストに栄養が届きづらくなることがあります。栄養が届きづらくなることで、デコルテ付近のバストがふっくらとしづらいこともあります。
筋肉の癒着が原因でデコルテ付近からバストがふっくらとしない場合、デコルテ付近をマッサージし、癒着を取り除くことでふっくらとしたバストになりやすくなります。
バストの下垂は、クーパー靭帯が伸びたり切れたりすることで引き起こります。クーパー靭帯は、階段の登り降りなどの少しの揺れで損傷してしまうため、ブラジャーをせずに長時間過ごしたり、バストサイズよりも大きいブラジャーを着用し続けることで、下垂しやすくなります。
バストの下垂が始まる第一段階が、このバスト上部の削げです。バスト上部が削げることで、デコルテ付近に脂肪が無くなってしまいます。気づいた段階から早めにお手入れをすることで、バストがより下垂しないように予防する事が出来ます。
クーパー靭帯が切れたり伸びたりし損傷することで、バストが下垂しますが、バストの下垂を引き起こしている大きな原因はブラジャーにあります。
サイズの合ったブラジャーで、しっかりとストラップ部分を調整している場合、バストが揺れづらくなります。サイズの合ったブラジャーはバストの揺れによる衝撃を少なくしてくれますが、普段ブラジャーをしていない時間が多かったり、自分のバストサイズよりも大きいブラジャーを着用していると、バストが揺れやすくなりクーパー靭帯に負荷がかかるため、バストの下垂が引き起こり、バスト上部の削げに繋がります。
ブラジャーは日中の活動中に着用することが最も重要ですが、寝ている間も寝返りなどで動くため夜用のブラジャーを着用することも大切です。
バストに左右差があり、片方だけバストとカップの間に隙間が出来る場合は、隙間が出来ることでバストが揺れ動きやすくなるため、パットで調整することをオススメいたします。
パットの調整は難しく手間がかかることもありますが、最近ではバストの左右差に合わせてサイズを選べるブラジャーもあります。左右でサイズの選べるブラSAYUSAは、左右でサイズをカスタマイズ出来るだけでなく、着心地も良いため普段あまりブラジャーをしたくない人にもオススメです。
バストの土台は大胸筋という筋肉で出来ています。バストの土台である大胸筋は、バストを下垂させない役割も担っています。
普段、猫背で過ごすことが多い場合、自分自身の大胸筋をあまり使用できていない状態になります。大胸筋は姿勢を良くしている状態以外であまり使用することがなく、筋肉は歳を重ねるごとに衰えてしまうため、姿勢を良くしていないと筋肉量をキープすることはなかなか難しいです。そのため、猫背で過ごし大胸筋を使えていない状態が続くと、バストを支える力が弱まり、下垂してしまいます。バストが下垂することで、デコルテ付近のバストが下に下りデコルテ付近からふっくらとバストがしづらくなってしまいます。
姿勢の悪い状態は、血行を悪くし、筋肉の癒着にも繋がるので注意が必要です。日頃から正しい姿勢で生活し、自身の大胸筋を使うことで、バストの下垂を防ぐことが出来ますので、猫背の方は早めに改善できるように心がけましょう。
バスト悩みは人により異なりますが、原因を知ることで改善に役立てることが出来ます。
骨格ウェーブで元からデコルテ部分からふっくらとしづらい人でも、バストの癒着を取り除き、血行を良くしてバストに栄養を届けるようにすることで、デコルテ付近からふっくらとしたバストを手に入れられる可能性があります。
改善方法は色々とありますので、焦らずにゆっくりと自分に合うものを取り入れて理想のバストを一緒に手に入れましょう。